酔人ブログ

シャブリ 樽の歴史

シャブリはフランスのブルゴーニュの地区の1つシャブリで作られる白ワインです。その地区ではキンメリジャンという牡蠣と貝殻の化石で構成される石灰質の畑でブドウが栽培されており、その石灰質のミネラルをしっかりと含んだブドウを用いて作られるのです。そしてそれは日本に輸入されるブルゴーニュのワインの半数以上を占める人気のワインという存在となっています。ただそんなワインの歴史にも順風満帆なわけだったわけではありません。そして今のシャブリを決定づける原因には使う「樽」の影響もあったのです。というのも今でこそこのワインは人気ですが凋落の歴史もあり、それによる生産者達へのワイン製造の資金にも影響が出ました。その資金の低下のお陰で木製の樽の買い替えが出来なくなり、それによって木製ではなくコンクリートの物に変わっていき、更に資金に余裕ができるとそれはステンレスタンクに変わりました。その結果が特有の味を出現させました。今のシャブリの味にはこういった歴史があってこその味となっております。

しかし歴史はまた技術の発達によって変化がおきます。ここ数年でオーク樽と呼ばれる木製の樽の再導入がされました。最もまだ木製の使用は慎重にもなっており、生産者によっては常時木製のを使う者もいれば、特定の時期にのみ使う者もおり、更にはその製造にステンレスと併用して利用している者もいます。そしてそのワイン作りのスタイルの変化がシャブリというワインに個性を引き立たせています。シャブリには生産者の違いによって品質が変わり、そのお陰で品質にバラツキが出ているワインとされていますが、その要因の1つに樽の使い方があるのです。

ちなみにシャブリには樽を用いた熟成を必要としません、しかしそれはワインの消費者達に「飽き」を招く恐れがあると生産者達は感じました。今のシャブリの人気はそうした生産者達の個性を引き立たせるための研究への情熱によって出ているのです。

シャブリ 味と作り手の関係

ワインというのは、葡萄畑で葡萄を栽培する農家、そしてその葡萄を収穫してから葡萄を搾り、樽などに入れて発酵や熟成を行う生産者という作り手がいます。これらは別の人々が行う場合もあれば、酒造所を持つとされるドメーヌもあります。

ドメーヌというのは、フランスのブルゴーニュ地方の特徴のひとつであり、醸造所を持つぶどう園の事を意味しており、フランスのボルドー地方でのシャトー、ドイツのシュロスと同じ意味を持つものです。

ブルゴーニュ地方の最北端にはシャブリ地区があり、シャブリ地区においても、作り手がドメーヌとなっているところも有ります。
一方、シャブリ地区にはネゴシアンとしてのワイン生産者もいます。

これは葡萄栽培に関してはタッチしていないという特徴があります。

ネゴシアンは、作り手としての生産者と言うよりも、ワインのみの販売を重点をおいたものであり、先ほどのドメーヌとは異なる存在でもあるのです。
シャブリでのワインつくりと言うのは、生産者の拘りなどにより、発酵や熟成と言った手法が変わります。
オーク樽で発酵から熟成を行う生産者もいれば、樽の木の匂いがワインに付く事を嫌がりステンレスタンクを使う生産者など様々であり、作り手によりシャブリの味や品質などが代わるのです。

シャブリは全てがシャルドネと呼ばれる葡萄を使うのですが、作り手の拘りや、畑の格付けなどにより、出来上がるシャブリの味わいも様々なものとなるのです。

シャブリ 味と気候の関係

フランスのブルゴーニュ地方はワインの産地として世界的に有名な場所ですが、そのブルゴーニュ地方の最北端にあたる場所にあるシャブリという地区は、特に白ワインの生産地としてよく知られています。シャブリ地区で作られる白ワインは、辛口でさわやかな口当たりが人気となっています。日本でも多くの愛飲家から根強く支持されており、日本に輸入されているブルゴーニュ産の白ワインのうち、半分以上はこのシャブリ地区で作られたものであるというデータもあるほどです。

シャブリ地区はブルゴーニュ地方の中でも気候の寒い地域であり、この冷涼な気候が原料となるブドウに適度な酸味を加える役割を果たしています。また、ブドウの栽培には日光が欠かせないため、一般的にブドウ畑は日当たりの良い場所に作ることが必須条件となっていますが、シャブリでは畑の高度が高すぎるとそれだけ気温が低くなってしまうため、特級のシャブリワインの原料となるブドウは地区の中でも比較的高度の低い場所に作られています。土地の形状はすり鉢状になっており、底の部分にあたる町を囲むようにブドウ畑の傾斜地が続く景色は、この地区特有の眺めだと言えます。

また、シャブリの土地は気候の他にその土壌にも大きな特徴があります。この地区の土地は貝殻などの化石が混じったキンメリジャンと呼ばれる石灰質の土壌でできています。ミネラルを豊富に含む特殊な土壌で栽培されたブドウは、寒い気候との相乗効果によって独特の風味を持ち、この土地でしか生み出せない芳醇な味のワインに仕上がるのです。

シャブリ 土壌の特徴

シャブリワインの原料となる葡萄は、シャルドネと呼ばれる種類で、シャンパーニュ地方のシャンパンの原料としても使われている種類です。
シャブリは、フランスを代表する白ワインであり、生産者の拘りにより、製造法が異なります。

特に特級畑で栽培が行なわれたシャルドネは、オーク樽を使い、発酵から熟成までを行う生産者が多くいます。

オーク樽を利用する製造法は、樽の香りがワインに付きやすいことからも、これを嫌う生産者はステンレスタンクによる製造法でシャブリを産出しています。

そのため、オーク樽を利用する昔ながらの製造法に拘るシャブリは、品質が高いと言われています。
シャブリは辛口の白ワインです。
シャブリの特徴は、酸味があり、ミネラル感を楽しめると言うことですが、これらの特徴は、シャブリの特別な土壌に秘密があります。

シャブリ地区の土壌と言うのは、ジュラ紀後期の白亜質の土壌です。
これはキンメリジアン土壌と呼ばれるもので、エグゾジラ・ヴィルギュラと言う小さい牡蠣などの化石が無数にあるのが特徴です。

また、貝殻等の化石があることからも、太古の昔は海の底であった証でもあるのです。

この事からも、この土壌にはミネラルが豊富にあり、ワインにはミネラルを満たす事が出来ると言う特徴があるのです。

シャブリ 生産地

シャブリと呼ばれるワインは、白ワインであり、酸味があり、しかも辛口、ミネラル感があり、種類によっては火打石のようなミネラル感が高いものもありますし、花の香りが楽しめるものまで色々とあります。
シャブリの生産地は、フランスのブルゴーニュ地方の最北端に位置するシャブリ地区と呼ばれる場所になります。
シャブリと言うワインは、生産地の名前が、そのままワインの名称になっているのです。

シャブリの生産地は、4つの格付けが行なわれている畑で葡萄が栽培されています。
この4つの畑は、Petit Chablis、Chablis、1級畑、特級畑という4つになります。

シャブリの生産地の生産区域の割合を見てみると、以下のようになります。

Petit Chablisの畑は全体の約13%、Chablisの畑は67.5%、1級畑は17.5%、そして特級畑は僅か2%と言う割合になっています。
因みに、この区域が開拓されたのは12世紀だと言います。

12世紀に、カトリックキリスト教のシトー派のポンティニィ修道院により、開拓が行なわれたのです。

その後、中世の時代にはイギリス、ベルギー、オランダと言った国々に輸出が行なわれ、現在では世界的に有名なワインとなっています。

尚、シャブリの生産地となる場所の土壌は、牡蠣を初めとして、貝殻の化石が沢山含まれています。
これはキンメリジャン土壌と呼ばれるもので、このような土壌からミネラル感を持つワインが産み出されているのです。

シャブリ 格付け

ブルゴーニュ地方のシャブリ地区には、畑の格付けと言う物が有ります。
これはプティ・シャブリ、シャブリ、1級畑、特級畑という4つの格付けです。

畑が異なっても、シャブリのワインの葡萄はシャルドネ種のみであり、同じ葡萄を使っても、畑が異なる事で独特の特徴をかもし出すワインが産み出されています。

最も上位になる格付けの畑は特級畑ですが、プティ・シャブリの畑の中でも、1級畑に囲まれている区画は、良質のシャルドネを栽培できることからも、品質の高いプティ・シャブリのワインが産み出されているのです。
尚、シャブリはワインを発酵・熟成させる際にオーク樽を使う生産者と、ステンレスタンクを使う生産者が存在しています。
特に、特級畑で栽培されたシャルドネは、オーク樽に詰め込まれ、発酵や熟成を行うと言います。

これは畑の格付けというよりも生産者の拘りでもあり、昔ながらの製法に拘って、良質のシャブリを産み出しているのです。

尚、特級畑で栽培されたシャルドネは、瓶に詰め込まれると、最初は緑を帯びた淡い金色の色調になっていますが、熟成をさせることで、色合いが明るくなり、更に熟成を行う事で黄色味を増していくという特徴があります。
これはワインの色の変化により熟成度を知る事が出来ると言う事でもあるのです。

また、特級畑で栽培されているシャルドネは、熟成を長くさせる事が可能なもので、中には30年と言う長い期間の熟成に耐えるワインもあると言います。

シャブリ 葡萄品種

シャブリとは生産されている土地の名前です。ワインにはしばしば土地の名前などがつけられており、その地方では様々な品種の葡萄が育てられ、使われていることが少なくありません。
しかしながら実はシャブリで使われている葡萄品種は単独であり、シャルドネという葡萄品種に限定されます。

このシャルドネは白ワインのための葡萄品種として世界的に栽培されています。このシャブリは冷涼な気候とミネラル分豊富な土壌によって栽培されていますが、シャルドネという葡萄品種についていうならば、このシャブリのような気候以外であっても適応する場合が多いのです。このため世界中のいたるところで栽培されていますが、シャブリのような味わいをもたらすのはそう多くはありません。シャブリの色はほのかに黄色がかっており、塩分に近いようなミネラル感が感じられるといいますが、これは栽培されている土地の気候と土壌がもたらしたといえるのです。

栽培された土地によって同じ葡萄品種であっても、様々な味わいになることはシャブリに限ったことではありません。気候条件、手入れの方法、そしてまたそれ以外にもワインを製造する方法によって様々な味わいに変化してくれるものなのです。単独品種にて製造されていますから、もっともシャルドネ種そのものの味に近いともいえますが、しかしながらシャルドネ種の味といえどもひとくくりにはできないのです。

シャブリ プルミエクリュ ボーロワ 2011(CHABLIS PREMIER CRU BEAUROY)

シャブリ・プルミエ・クリュ・“ボーロワ”2011年

わずかに緑の光沢をもつ薄めの黄金色、澄んでいて輝かしい。 
ブドウの熟成感、生き生きとした美しい太陽の輝きを感じさせる香り。色々な花の香りが融合したような豊かな芳香を持ち、フレッシュな夏の朝に籠一杯につんだ果実香を思わせる。豊かでまろやか。力強さと繊細さ、やわらかさと爽快感の完璧なバランス。香りで感じた風味のすべてを味わいで再発見する。

プルミエ・クリュ・ボーロワについて
ボーロワとは美しき王の意。BEINS村の近くの斜面にあり、牡蠣の化石がたくさん見つかることでも有名です。ここからできるワインは、柑橘系の香りに溌剌としたミネラル感を含みつつも、クリーミーなコクと柔らかい苦味が特徴的で通常のシャブリとは格の違いを見せ付けています。

  

グッド・ワイン(GOOD WIN) 白ワイン

マスター・オブ・ワイン監修ワイン

洋梨とリンゴのアロマが香る芳醇な旨みをもった爽やかな辛口の白ワイン。

 
  

ジュナール・シャルドネ(JENARD CHARDONNAY)

ジャンジャン社は、1872年、南フランス地中海沿岸の都市、モンペリエ近郊に設立されたワインメーカー。 
地中海沿岸をはじめとする南フランス一帯に広大なぶどう畑を所有、100年以上の伝統によって培われた優れた技術から生産されるワインは、フランス国内でも高く評価されており、ヨーロッパ各国をはじめ多くの国々に愛されています。 

このジュナールシャルドネは、豊かな香りとコクのあるキレのよい口当たりが特徴の辛口白ワイン。 毎日飲んでも飽きない、テーブルワインにもってこいの1本です。

  

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