モンテ・ド・トーネルは、シャブリの1級畑でもある、シャブリ・プルミエ・クリュの畑で栽培されてたシャルドネを使ったワインのクリマの名前です。
シャブリには、モンテ・ド・トーネルと同じプルミエ・クリュの畑が沢山あります。

プルミエ・クリュと呼ばれる畑は、シャブリ地区の中の17.5%の面積を占めており、ミネラルは堅固であり、花のような豊かなアロマを持っているのが特徴と言います。

また、モンテ・ド・トーネルと同様の区画は17に分けられており、それぞれ特徴の異なるシャブリの葡萄が栽培されています。

シャブリというのは、シャルドネと呼ばれる葡萄しか使わないのですが、クリマの違いは葡萄の味への影響も起きるのです。
そのため、プルミエ・クリュといってもモンテ・ド・トーネルなどのクリマの違いや、生産者の拘りなどによりテイストが代わってきます。

因みに、プルミエ・クリュは、79のリューディとなる小区画に分けられていますが、その中でも同じような性質のワインを生み出すとされるリューディを、主要とされる17のクリマに分けてあるのです。
ワインのラベルには、プルミエ・クリュなどの畑の等級が記載されており、その中でもどのクリマで栽培が行なわれているのかが明記されています。