【シャトー・ラネッサン】

「シャトー・ラネッサン」はサン・ジュリアンの南にあり、森に囲まれた美しいシャトーを持つことで有名です。
元々はデルボス家の所有でしたが、1793年娘の婚姻によりブテイエ家の所有となり以来同じ一族の所有が続いています。このため、エチケットにはDELBOS-BOUTEILLERと両家の名前が刻まれています。

このブテイエ家は、シャトーピジョン・バロンやシャトー・パルメの株主でもありました。

クリュ・ブルジョワ・スペリュールでメドックの格付は取っていませんが、5級の味わいはあるとされています。
濃く美しいワインは堂々としたボディを持ち、熟成によりさらに複雑でエレガントな味わいに変化していきます。

☆シャトー・ラネッサン2009VTはパーカーポイント90~92点
ラネッサンはオー・メドックのアペラシオンの中でも傑出したワインの1つだろう。メドックのワインの格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである。

カシスやプラムの黒系果実が豊かに香り、 ハーブやバニラ、西洋杉、少しアニスのようなニュアンスも感じられます。凝縮した果実味があり、タンニンはまだ堅いながらもキメ細やか。酸味も心地よく、果実味を中心とした余韻は長く続きます。
ワインは力強く、独立した存在感があって、スタイルと個性において、どこかポイヤックの5級シャトー、ランシュ・バージュに似ている。